読解力とバカの壁

受験勉強を進めるにあたり、「読解力」が非常に重要であることが時々取り沙汰されます。

本来は正しく解けるだけの能力を持ち合わせているのに、問題文の理解を誤って答えを間違うなどがあります。

読解力は受験勉強だけの問題ではなく、これから先あらゆるところで必要になる基礎的な能力だと思います。

例えば、最近は購入した商品にマニュアルがついていないこともあり、如何に直感的にわかりやすくできるかが良い商品の目安になっていたりします。

反面、電化製品などでは、細かい設定が必要だったりするため、細かいマニュアルが入っていることもあるのですが、読んでもいないのに、「分からない、出来ない」、という人も多くいます。

社会に出るとそういった振る舞いは当然ながらマイナスにしかなりません。

数学は読解力だと言われた

私が学生の時、数学に必要なのは計算力や論理的に考える能力は当然必要だけど、その前に「読解力」がとにかく重要だと習いました。

そもそも、物事を論理的に考えるには、きちんと文章が読めなくてはいけないので、書いてあることをしっかり理解し、その問題では何を求められているのかを把握するよう習いました。

理数系の方が、文章読解は得意であるべきだと言われたのを今でも覚えています。

バカの壁

また、バカの壁について書かれていた記事があるのでそこからも引用します。

 

 

この中で

新井氏は、一つの理由として「知らない単語が出てくると、それを飛ばして読むという読みの習性がある」ことを挙げている。

 

つまり「読めない子」は、文中の「わかりやすい部分」だけを適当に抜き出し、勝手に自分なりの解釈をしてしまう読み方をしているのである。

これは冒頭の「バカの壁」に類似している。

 

 

インターネット上には、様々な記事があり、それに対して様々なコメントが見受けられる。

賛否両論、それ自体は問題はないのだが、問題なのは「なぜこの記事から、このようなコメントが?」というコメントも多いことだ。

という文があり、この辺は確かにSNSなどでよく見るなあと感じます。

これは、読みたくないもの、知りたくないものは、目を通っても理解はせず、自分に都合の良い解釈だけを行うという行動が生み出す結果だと思います。

理解できない」のではなく「理解をしようとしない」というのに近く、意図を汲もうという心の動きが弱まっているように感じます。

 

 

一方、こういう記事があり、単純に文章を理解していくだけであれば、既にAIは人間を上回る能力を得ています。

良く言われているような、AIに人間の仕事を奪われるのではないかという話、実際は簡単に取って代わられるようなものではないと思いますが、ただ、AIと一緒に仕事が出来るか出来ないかという判定基準にはなっていくのではないかと思っています。

人をサポートするAIですが、ビジネスの世界においては読解力はサポートしてくれないのではないかと思うのです。

AIと一緒にスムーズに仕事ができるかどうか、という世界が来るのかもしれなく、そのときにやはり必要になる能力は人間としての「読解力」なのではないかと思っていたりします。