子供の反発・反抗にどう対処していくか

中学生から高校生になると、子供の自意識も確立されてくるようで、自分で出来ることを模索し始めます。

その時、親や社会の思惑から外れようとした時などに、彼らの取りたかった行動の「出来ることと出来ないこと」の齟齬が「反発心」を生み出します。

愛情の名の下、親は子供に対して良かれと思って様々なことをさせようとします。しかし子供自身も自意識が確立されてきており、自分の考えと合わない場合はそこから反発しようとします

また逆に、子供に対する期待から「このくらいのことは出来るだろう」と、説明や意図を伝えずに丸投げした結果、子供の理解と親の理解の齟齬から、喧嘩や言い争い、そして反発に繋がることもあります。

いずれにしても、これらは、子供が自分で考え、自分で行動できるようになってきたということでもあります、決して悪いことではないと思います。

伝えることで回避できる争いもある

ただ、実際様々な状況で、子供からの反抗・反発を受けることがあります。

子供側からの自分勝手な要求・要望が叶わないことからの反発もありますし、親側からの無理な要求に対する反発もあります。

反抗反発そのものは、子供の成長によるものではありますが、できれば不要な争いは避けたいものです。

これらに対しては「誰が」「何を」「どうしたい」のかという、当たり前のことを再度確認することが実は非常に効果的だったりします。

また、自意識があるからこそ「出来なかったときの不安」からも、子供は反抗心を表出します。

子供の立場として、まだハードルの高いこと、その子が苦手なこと、そもそも知らないこと、などに対しては、事前に細かい手順を一緒に共有しておくことで物事がスムーズに進むこともあります。

我が家での争い

例えば先日我が家であったことなのですが、子供が夏季の講習合宿に参加する準備があったのですが、それらのスケジュールであったり詳細情報が未だ届いておらず、予定の準備を進めさせるため、その合宿に必要な情報を、改めて自分で取り寄せるよう要望をしたのです。

しかし、「別に今すぐやる必要は無い」「あとで良い!」「どこに聞けば良いかわからない」「なんで自分がやらないと行けないのか」等々、感情的な言い合いに発展してしまいました。

向こうの言い分は、今こうやって書いてみると、その裏側にある不安が透けて見えてきます。

つまり、子供側としては、もう少し待てば情報は来るかもしれないし、わざわざ今自分が動いて何かをすることはしたくない、しかも電話で問い合わせをしたりしたくない(うちの子は電話問い合わせなどがものすごく苦手)という、今やらなくても良さそうな上、苦手なことを強要されている、という気持ちになったわけなのです。

親としては、入金やその領収、その時の家族全体の予定を決めたりと、早い段階での情報の確定が必要なのです。

つまり、親の意図が子供に伝わっておらず、子供の感覚も親が理解できていなかったため、不要な反発であったり、無駄な争いが起こってしまったということなのです。

後日改めて、「なぜ、いま聞かなくては行けないのか」そして、問い合わせのときにはどういう手順で、どう聞けば良いのかなどをステップ・バイ・ステップで説明することで、なぜあんなに争いになったのだろうと思えるくらいスムーズに物事は進みました。

大人同士にもありますが、争いや反発は、思い込みや理解の不足から来ることがほとんどです。何か言い争いになりそうになったときは、せめて「なぜ」を伝える努力をすることがとても重要だと思います。