やる気の源泉

受験勉強に限らず、勉強全般であったり、部活であったり、その他なんであれ、ある特定のことに対しては全くと行ってよいほど「やる気」を出せない子がいます。

子供だけではなく、大人になっても、やはりやりたくないことは後回しにしてしまうし、やらなくても良いことは結局何もやらずに終わらせてしまうこともあります。

大人であれば、「やる・やらない」の、そういった取捨選択も自分の責任で選べますが、子供の場合、将来のことであったり、親の責任の範疇でしっかりやってもらわないといけないこともあります。

そういった時、子供たちのやる気はどうやったら喚び起こせるのかを改めて考えてみたいと思います。

結果が想像出来るゴールまで具体化する

たとえば、「月に行けるロケットを作れ」と言われたら、やる気を出して頑張るでしょうか?

普通に考えるとそんなロケットをつくる知識も技術もアイデアもなく、大抵はまず何をやったら良いのかわからず途方にくれてしまうと思います。

この状態で放置すると、大抵の人はやる気など全く出ません。

というか、やる気以前の問題です。

何をしたら良いのかわからない

これが「やる気」を最も阻害する要因になります。

だけど、もしも、ロケットの設計図と、さらに、その中でも自分が出来る部分、それを組み込むことで月に行くロケットの制作の一端を担えるとしたらどうでしょう。

自分のできる範囲で、出来ることをすると、ロケット制作の一部を協力できるのであれば、それはやる気がでて、是非頑張りたいと思うのではないでしょうか?

つまり、具体的に何が出来て、それが出来ることで何が得られるのか、これが見えていると、モチベーションが非常に強くなるのです。

「やる気」の源泉

受験勉強は長丁場で先が見えず、具体的なマイルストーンを見失いがちです。

いま、自分がどの辺にいて、目標までにどのくらい近づいているのか

そういったことが普段から見えていないと簡単にやる気を無くしていきます。

逆に、今自分に足りないものが何で、それを出来るようになると合格にどれだけ近づけるのか

そういったものが可視化出来ていると、驚くほどのやる気を発揮します。

 

「ドラえもん」では、のび太のお母さんはのび太に「勉強しなさい」としか言いません。

だけどもし、「算数の九九だけでもしっかり覚えなさい」などの具体的な注意をしていたら、ひょっとしたらのび太ももっと成績があがり、やる気が出ていたのかもしれません。

逆に、「ドラえもん」の映画などで、のび太が頑張れる時というのは、ドラえもんがのび太でも正しい結果に至るための道具を出すことで、のび太にやる気を与えています。

のび太にとっては、それを使うことでどうなるのか、何が出来るのか、具体的な結果の見える行動を行うためのきっかけになっているわけなのです。

 

何かを前にして、子供がやる気を失っているようであれば、ドラえもんのように、なにか解決出来る方法を目の前に提示してあげることで、子供たちは一歩を踏み出せるのではないかと思います。