高校生にもなるとLINEは当たり前のこと、twitterやその他SNSの活用が一気に増えてきます。
ネットで知り合った人と実際に会ったりということもぼちぼち出てきたりも…。
最近は、ネットに精通している人でも、ちょっとしたきっかけで炎上したり刃傷沙汰になったりと、怖いニュースも耳に入ってきます。
親がすべてを監視することは出来ませんが、親子ともども、ネットについては普段から気をつけていきたいですね。
炎上に対する心構え
たとえばtwitterはとても気軽にできるSNSですが、使っている人も多く、また、ちょっとでも社会的に良くない登校でもしようものなら、寄ってたかって叩かれて炎上することも少なくありません。
最近ではネットの炎上に対しては学校でも対策をとるようになっていて、ネットの炎上対策のセミナーや講演会みたいなものも実施されているようです。
大人も十分理解して子供と学ぼう
そういった環境もあり、案外、大人より子供の方が最近は慎重であったりすることも・・・。
それでも、「ついつい」や「普段の友人とのノリで」といった、あまり意識していないことほど、ネット上で見つけ出され、晒されることにもなるかもしれません。
ネット炎上、1枚の写真で伝える防止法 年300回講演、プロの教え – withnews(ウィズニュース)
インターネット上で不謹慎な書き込みや違法行為を見せびらかし、猛烈な非難を受ける「炎上事件」が後を絶ちません。あまたの事件を分析し、学生や企業向けに炎上を起こさない方法を教えているプロがいます。年300回を超える講演をしている、IT大手グリーの小木曽健さん(43)です。
ネットへの投稿は、二度とおろすことができない=講演資料より
記事内引用になりますが
少年たちは夜8時すぎに、スマホから動画をあげました。炎上が始まったのは、そのわずか10分後です。
動画は2ちゃんねるに転載されました。ジャージのデザインから、通っている中学校が特定されました。
在校生名簿がすぐに転載され、動画内での呼び名と名簿との突き合わせが始まります。最初の一人目は50分後に、身元がばれています。残りの二人も、すぐでした。
とても恐ろしいと思いました。
LINEなどのチャットツールこそ怖い
twitterなどの全世界に開かれているSNSだからこその怖さがありますが、LINEのような閉じたコミュニケーションツールも、独特の恐ろしさがあります。
対象は女子大生で、正確な統計でもありませんが、記事内容は参考にはなると思います。
ひとつめのアンケートは「スマホでスクショ(スクリーンショット)をとるか?」を聞きました。
結果としては「とる(自分で見るだけ)19%」「とる(他人にシェアする)81%」「とらない 0%」となりました。※3択にて実施
つまり「全員がスクショをとる」と回答し、そのうち「8割がスクショを他人にシェアする」と回答したということです。
もはや「スクショはシェアされることが前提」という時代に、なってきているのかもしれません。
ここまで極端では無いとしても、ちょっと普段と違うやり取りがあった場合は、何らかの手段で保存されていることは覚悟したほうが良さそうです。
LINE上での喧嘩や諍いなどは、そのままスクリーンショットを取られどこかで転載されることも普通に考えられます。
家族で話し合う
何が恐ろしく、何を気をつけないといけないのか。
ツールとしてはとても便利な反面、恐ろしい炎上のきっかけにもなり得るものです。
これから進学に向けて大事な時期になっていきます。
家族・学校単位で気をつけていきたいものです。