スマホばかりやっていると、背中が曲がってきてしまいます。
うちの子供も、スマホをいじっている姿を見ると、首が前に出て背中が丸まって非常に姿勢が悪いのです。
姿勢が悪いと内臓が圧迫され負担がかかってしまうこともあるそうです。
また、精神的にも落ち込んだ気持ちになったり、視力の低下を招いたりする可能性もあります。
特に成長期に背中が曲がっていると、その後の成長にも影響が出てきてしまうので、今のうちから注意したほうが良さそうです。
見た目が生む心理効果
姿勢がよく、ハキハキ喋る人を見ると、この人は優秀な人なのだろうと思ってしまいます。
実際の能力はわからなくても、見た目で素晴らしい部分があると、内面も素晴らしいと思ってしまいがちなのです。
これはハロー効果といいます。
内面がそぐわないのに、人からよく見られているのは、あまり良くないのではないかと思うかもしれません。
ただ、周りから期待されると、その期待に応えるように能力そのものが上がることも学術的にわかっています。
これがピグマリオン効果です。
姿勢を良くして、他人からの目を意識するだけでも、自分自身にプラスの効果が生まれます。
逆に姿勢が悪いことで視力や内臓などの肉体的なマイナスを生むだけではなく、逆の心理効果が働いてしまうこともあります。
ピグマリオン効果の逆がゴーレム効果と呼ばれるものです。
生活の基礎になるもの
単なる姿勢だと侮るなかれ、姿勢を正しくすることは社会生活を営む上で結構重要なことだと思います。
背筋を伸ばすことでうつ状態が改善される。科学が解き明かす姿勢が気分に与える影響(ニュージーランド研究) : カラパイア
最新の研究によると、姿勢がいいと気分まで良くなってくるそうだ。 これまでの研究で、背中を丸めていると気分まで落ち込んでくることや、背筋を伸ばして座ることでその反対の効果があることが明らかにされてきた。 この度のニュージーランド、オークランド大学の研
こういった記事もあります。
「背中を丸めて座るよりも、背筋を伸ばして座った方が、成功した後の誇らしい気持ちが強く、解決できない作業に取り組む粘り強さが高まり、自分の考えに対する自信が増します」
ただ姿勢を良くするだけで自信が増すのであれば、やらない手はありません。
また、最近は「うつ」の話をよく聞きます。
記事では、姿勢を良くすることで、うつ状態を改善できる可能性があると言及されています。これからの将来を肉体・精神ともに健全に暮らしていくのなら、その基礎になるのは「姿勢のよさ」なのかもしれません。