自分がまだ学生だったころ、朝はやく起きるのが本当に辛く感じたものでした。
特に深夜まで起きていたわけでもなく、普通に早く寝たとしても、やはり朝起きるのは辛かった記憶があります。
週末や休日、何も無い休みの日にはお昼すぎまで寝ることもありました。
こんな記事がありました。
午前10時前の就業開始は拷問に等しく、従業員を病気にする(英研究) : カラパイア
英オックスフォード大学の研究者によれば、午前10時前の就業を強制することは拷問に等しく、従業員の体調不良や疲労、あるいはストレスの原因になるそうだ。 55歳以下の成人の概日リズムは、一般的な9〜17時という就業時間とはまるで一致していない。このために、従業
英オックスフォード大学の研究者によれば、午前10時前の就業を強制することは拷問に等しく、従業員の体調不良や疲労、あるいはストレスの原因になるそうだ。
睡眠時間に関しては他にも同様のものを読んだことがありますが、今の生活習慣である9時くらいからの活動というのはあまり理にかなっていないらしいのです。
概日リズムに関する実験から明らかとなったことは、平均年齢10歳の子供たちは午前8時30分前には授業にきちんと集中できないということだ。同様に16歳の学生なら午前10時、大学生なら午前11時に授業を開始すると、最高のパフォーマンスを発揮できることが判明した。
ケリー博士によれば、単純に学校の時間をずらすだけで成績を10%向上させることができるらしい。実は彼にはかつて校長を務めていた経歴がある。その学校で授業の開始を8時30分から10時に変更しただけで、最高成績が19%向上したという。
特に、こういった実際の数値が出てくると、なおさら信憑性が高くなります。
単純に学校の時間をずらすだけで成績が向上すると言うのです。
確かに、無理して早起きして勉強をしたとしても、あまり身につくとは思えません。
例えば、休みの日や夏休みなど、規則正しい生活を確保するのも重要ですが、学習効果を考えると、普段より遅くまで寝かせたうえで、必要な勉強をするような生活パターンを取り入れるのも良いかもしれません。
睡眠が奪われたときの健康への影響は大きい。夜に6時間未満の睡眠しかとらない生活が1週間続くと、遺伝子機能に711個の変化が現れることがある研究から判明している。
睡眠不足は、パフォーマンス、注意力、長期記憶に影響し、薬物やアルコールへの欲求を高める。また、不安、欲求不満、怒り、衝動的行動、体重増加、高血圧、免疫の低下、ストレス、精神衛生の悪化にもつながる。
睡眠は生きていく上で非常に重要なものです。
きちんと睡眠が取れていないと、精神的にもどんどん悪い方向に行ってしまいます。
若い内は無理も効くので、楽しいことを優先して夜遅くまで起きて、朝、眠いまま学校に行ったりすることも良くあることだと思います。
また、規則正しい生活を心がけさせようとして、無理に早起きさせることもあるかもしれません。
もちろん、毎日午後過ぎまでだらだら寝ていられるのは困りますが、いつもよりも少し遅いくらいの時間に起きるのは、学習効果や集中力を考える上では効果的なのかもしれないですね。